葬儀を済ませるとその次にやってくるのが四十九日法要となります。喪主家族がその間にやるべきことは、お墓があればそれの掃除をして、普段開けないお墓の内部を開けられるかなどの点検が必要です。というのは大概はその法要で納骨をする場合がほとんどだからです。
一方で家に設置している祭壇では、その目の前に座って1週間に1回の割合で読経をすることが求められます。初七日に続いて二七日、三七日、四七日、五七日、六七日と毎週のように読経が必要です。告別式の日に済ませてしまう初七日以外はお寺さんは来てくれませんが、読経の冊子を用意してくれるので、それを見て唱えるようにします。
四十九日は七七日で、厳密にいえば49日後の7週間後になりますが、現代人は生活スタイルが会社員スタイルになってしまって、きっちり49日後に開催、特に平日開催はさらに難しくなっています。また土日開催で予約を希望する人が増えているので、状況次第では7週間後が難しくて6週間後や5週間後とかの四十九日法要開催もやむを得ない場合もあります。
もしそんなことになってしまった場合は、きっちり49日後まで自分たちで読経が必要なのか否か、お寺さんの助言に従うようにします。